時代環境の激変と地方創生の流れ
長命化しつつ総人口が減少する社会構造の流れは、地方・地域においては、高齢者比率だけではなく、独居高齢世帯や要介護者も増加している。連動して、空家や空き農地・耕作放棄地、手入れ放棄山林、さらには所有権放棄・所有権不明地も増加している。そうした中、気象変動に伴う自然災害の激甚化・頻発化が生じ、従来の防災・減災概念・対策基準を超えたレジリエンス(適応力)対応が問われている。財源が縮小する中で、生活・福祉・防災等が連動したきめ細かいまちづくりが求められている。
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