2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

農業について想ふ

最近、「農業」が「食の安全」に関連して、そして「雇用の受け皿」さらには「成長産業」として注目を浴びているがその実態、本質はいかばかりか。 食の「安全」には大別して3種類の意味がある。第一は、中国製の毒入り冷凍餃子事件やメラミン入り中国製粉ミ…

「政権党」という用語の台頭

最近、「政権党」という用語がにわかに浮上している。本日の東京新聞の朝刊(2009年7月19日)によれば、「民主党は、政権を担当する政党の呼称に関し、従来の『与党』は意味があいまいで政治の責任を不明確にしているとして『政権党』に改める」と報道されて…

 成功ルールが変わる! カラオケ資本主義を超えて

Jonas Ridderstrale、Kjell A Nordstrom 中山ゆーじん訳「KARAOKE CAPITARLISM Management for Mankind」、2004年10月1日第1版第1刷発行、PHP研究所 本著は、スウェーデン人の経済学者が「考えること自体を勧めること」、「この時代に最も有効な武器、つまり…

 プロフェッショナル進化論 「個人シンクタンク」の時代が始まる

田坂広志、2007年5月2日第1版第1刷発行、PHPビジネス新書 本書は著者の性格・経歴から来ているのかもしれないが、かなりシステマチックというかまさに「シンクタンク」マンらしい構成、論理立てとなっている。やや、「言葉」に拘っている感じがなきしもあら…

[書評] 「知の衰退」からいかに脱出するか?

大前研一著、2009年1月30日初版第1刷発行、光文社 この本を読むと、著者が考え実践してきたことのつながりが見えてくる。「知の衰退」を危惧し警鐘を鳴らし、「考える」個人・国にすべくいろんな事を試み、今も実践しているが未だその目的達成できずにいるこ…