本ブログで2年半前(平成27年2015.02.15)に、「ふるさと納税の仕組みと効用」と云うタイトルでふるさと納税のことについて言及したが、最近、ふるさと納税の返礼品が過剰ではないかとの議論が起きている。これは、返礼品が制度趣旨を超えるような高額なものや多様なものが少なくないことや、東京都特別区等で住民税が減収したことによる異議が唱えられたこと等による。
▼ふるさと納税で「赤字4億円」…町田市長が批判、読売新聞、2017年02月18日
▼ふるさと納税に関する現況調査結果、自治税務局市町村税課、平成29年7月4日
【参考】ふるさと納税の受入額に対する返礼品の調達に係る費用の比率
109,081百万円/284,409百万円=38.4% (昨年度結果:38.3%)