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スペースシャトルそして東日本大震災にみる歴史の変わり目

米東部時間7月8日午前11時29分(日本時間9日午前0時29分)スペースシャトルアトランティス号が最後の打ち上げに成功した。その動画がYouTubeにもアップされている。

そして、米東部時間10日午前11時7分(日本時間11日午前零時7分)、太平洋の上空約370キロの地点で、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングに成功した。飛行は12日間の予定で、順調なら20日朝(日本時間同日夕)、同センターに帰還する。

1981年の初飛行以来、135回の打ち上げで、日本人飛行士7人を含む、16か国の計355人を宇宙に送り込んだ。一方、2回の失敗(事故)で14名の犠牲者を出した。これまでに投じた費用は約2000億ドル(約16兆1400億円)。今回の打ち上げを持って30年の歴史に幕を閉じる。米国は、宇宙への人の輸送手段を失い、ロシアのソユーズに依存することになる。

1957年10月、ソ連人工衛星スプートニク1号の成功に刺激され、ケネディ大統領の演説以来、多くの人間の夢をかきたててきた米国の宇宙開発の歴史がこれをもって大きく切り替わる。米航空宇宙局は今後、小惑星や火星の探査などに専念するという。

米国の独り勝ちの時代の終わりの象徴である。仰ぎ見る宇宙に於いてはロシアが、そして足元には中国が。まさに大きな転換期である。

日本も東日本大震災を契機に新たな歴史への切り替え時に入っているのかもしれない。

電力使用抑制を契機にした自動車産業の土日操業・木金休業シフトlは、日本全国が一律な生活・就業パターンからの脱却の転機になるかもしれない。9月末までと言わずに恒常化して欲しいものだ。

そして、日々、切り替えにつきもののいろんな「澱」を見せつけられる昨今、旧来のいろんな神話が崩壊している。政治家、官僚、マスコミ、学者に対する信頼が揺らいでいる。小泉総理は自民党をぶっ壊し、いままた菅総理民主党をぶっ壊そうとしている。国民は、いやでも個人としての自律・自立に自覚めざるを得ない。

こうした昨今の状況を「創造的破壊」のプロセスに入ったものと前向きに理解したい。そして早く次のステージに立ちたいものだ。