七五三詣で秩父・長瀞に行く

2018年11月11日(日)、孫の七五三詣に、長瀞宝登山神社に行った。レッドアロー号(特急)で西武秩父駅に10:48分に着き、そこから神社まで、迎えに来てくれた娘の車で行った。好天に恵まれ、すでに大勢の観光客が神社を散策している。

 この宝登山神社は、秩父連山にあって数少ない独立峰である宝登山(497.1㍍)の山頂に奥宮を構える神社であり、明治4年に本殿、明治7年に拝殿が再建された権現造りである。彫り物は平成21年御鎮座1900年を奉祝して改修工事がされたとのことで、極彩色が好転に映えている。入口の鳥居、階段、そして本殿に至る空間はなかなか美しい佇まいである。

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境内には、SNSの案内の立て看板があるのは、、観光に力を入れている秩父長瀞らしい。

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申込をして程なく、本殿で七五三の儀式が始まる。2組一緒である。祝詞のとき以外は撮影OKとのこと。終わると、千歳飴や落書き帳などが入ったお土産袋をもらい、孫がうれしそうに握っている。

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その後、予約を入れてあるという旅館で食事をするために移動する。神社から、長瀞駅の前を抜け、荒川沿いにある旅館に向かうが、すごい渋滞でなかなか進まない。通りには人が溢れている。若い人が多く、観光地として活気がある。ようやく、雑踏を抜け、旅館に着く。予約時間の13:30になんとか間に合う。因みに、この旅館は、大正4年に創業され、昭和41年には、昭和天皇陛下皇后陛下行幸を頂いたとのこと。庭が有名な「岩畳」に直結している。

孫は暑いと云って、部屋に入るなり、せっかく着付けた着物を脱いでしまう。その下の孫もハイハイして大変な中、なんとか食事を済ます。

食事をした後、旅館の荒川沿いの庭に出る。眼下に、あの有名な長瀞ライン下りラフティングの乗り降りする場所や岩畳が一望できる。ここから下る先は水の流れている川幅が狭いので、流れは早く醍醐味が味わえるのではと思われる。それにしても、結構な人がライン下りやラフティングを楽しんでいる。なかなかの光景である。

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しばし、庭からの風景を楽しんだ後、夕日が最高に良いというロープウェイに乗ろうと向かうが、すでに日が落ちたということで、そのまま西武秩父駅に行き、17:05発のS-TRAIN(座席指定有料列車)に乗るが、ガラガラであった。通勤時に利用するにはいいが、プライベート利用時には、同じ追加料金なら、特急レードアロー号の方がやはり良い。

秩父市内とは、また違った観光スポットである長瀞の雰囲気を知り、やはり、地域はそれぞれがユニークであり、地域の宝を活かした地域固有の活性化策が必要であることを再認識させられた1日であった。