秩父の「ようばけ」を観る

2022年4月9日(土)、久しぶりに秩父に行った。行きの西武秩父行きの特急電車はコロナ禍の第7波が心配される中ではあったが、ほぼ満員に使い状態であった。「社会的」にコロナ禍が終わりつつあることを実感する。

秩父で、最近、テレビでよく見かける小鹿野町がどういうところか実際に見てみたくて、秩父市に住む娘の車の運転で、秩父ミューズパークを抜けて、小鹿野町の奈倉地区にある「ようばけ」に行った。秩父ミューズパークの中の桜がいたるところで咲いており、綺麗であった。道路の法面もコンクリートブロックではなく、段々状の自然景観にあうように工夫がなされ、なかなか良い。

続きを読む

ロシアのウクライナ侵攻 1ヶ月の動静

ロシアがウクライナに侵攻(2022年2月24日~)して、1ヶ月が経過した。いつの間にか、「コロナ禍」から「プーチン禍/戦時モード」に、メディア、世論がシフトしている。
日本の国会でも、ウクライナのゼレンスキー大統領がオンライン演説(3月23日)を行った。

続きを読む

春間近の柳瀬川回廊・黒塀枝垂れ梅 散策

2022年2月26日、ようやく寒気が緩み、気温が13度まで上がるとのことで、散歩を兼ねて、黒塀の枝垂れ梅で有名な梅(所沢市の民家)を観に行くことにした。せっかくなので、途中、柳瀬川(荒川水系)沿いを歩くコースにした。自宅から6.3km。このコースは後で調べると「水と緑の柳瀬川回廊」の一部であった。

続きを読む

土地管理の実態と課題

昨今、空き家問題に関連して、土地の所有権不明、管理放棄(含む農地・山林の耕作放棄・手入れ放棄を含む)等の問題が励起され、関連対策が取られ始めている。しかし、そもそもの土地に関する事実データ(地籍)の把握が不十分であることについての認識、危機感が行政(特に、基礎自治体)、国民ともに薄い。加えて、時代環境にあった土地利用をどうするかの枠組み/仕組みについての議論も十分ではない。

続きを読む

合意形成の前に集合知形成を

意思決定論/合意形成論については、かねてより議論がなされ、協調型合意形成/市民参加型合意形成が謳われ、現在においては、一応の公的な合意形成プロセスが法制度化されている。しかし、昨今の各種の法制度設計をみていると、果たして従来のままでいいのか、デジタル技術を活用して、個々人(住民/国民-企業人-専門家)の意見/知恵を活用(集合知化)する「政策普請」的な「政策DX」が必要ではないか、という思いを強くする。その一つのアイデアとして、「集合知形成デジタルプラットフォーム」を提案する。

続きを読む

DX白書2021等にみる日本のDXの実態

コロナ禍が発生してから約2年、日本のIT/デジタル化の遅れ、及びそれに起因する各種の仕組みの遅れが露わになった。そこにおいて、「Digital transformation(DX)」がにわかに脚光を浴び、「デジタル庁」も発足した。しかし、DXの本質的意味合いは、「データ及びITデジタル技術を活用した仕組み革新による新たな価値創出」にあるが、多くは単なる情報化/IT/デジタル化推進に留まっている。

続きを読む

コロナ禍の間隙を縫って帰省

新型コロナの緊急事態宣言が全面解除されたことを受け、第6波が予想される冬が来るまでの間隙を縫って、2021/10/08~10/13の期間(移動日を除くと実質4日)、田舎(徳島)に帰省した。コロナ禍発生以降、できるだけ外出を抑えていたため、久しぶりの長距離移動であった。コロナ禍の影響を感じた帰省でもあった。

続きを読む

TOKYO2020の振り返り

2021年9月5日に東京パラリンピックが閉幕し、TOKYO2020が終了した。誘致の段階、競技場整備の段階、1年延長し開催に至る段階、開催中の段階、それぞれにおいていろいろあった。その後のコロナ感染急拡大、風水害、自民党総裁選等により、あっという間に忘れ去られようとしているが、果たして、TOKYO2020がめざしたレガシーは残せたのだろうか。最終的には、全ての事務的残務処理が終わり、総括報告書(決算報告書は来年4月以降の見通し:武藤事務局長談)があがるまで待たなければならないが、主催者側の公的総括の前に、競技関係以外の開催運営に関わるメディア等からの情報を以下に記してアーカイブしておきたい。

続きを読む

長年続いているスポーツイベント再考

コロナ禍、そして気候変動(大雨/長雨)が長年続いているスポーツイベントのあり方に見直しの機運を惹起している。いつの間にか、所期の目的が変質し、商業化し、開催意義が問われている。

続きを読む