コロナ禍の間隙を縫って帰省

新型コロナの緊急事態宣言が全面解除されたことを受け、第6波が予想される冬が来るまでの間隙を縫って、2021/10/08~10/13の期間(移動日を除くと実質4日)、田舎(徳島)に帰省した。コロナ禍発生以降、できるだけ外出を抑えていたため、久しぶりの長距離移動であった。コロナ禍の影響を感じた帰省でもあった。

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TOKYO2020の振り返り

2021年9月5日に東京パラリンピックが閉幕し、TOKYO2020が終了した。誘致の段階、競技場整備の段階、1年延長し開催に至る段階、開催中の段階、それぞれにおいていろいろあった。その後のコロナ感染急拡大、風水害、自民党総裁選等により、あっという間に忘れ去られようとしているが、果たして、TOKYO2020がめざしたレガシーは残せたのだろうか。最終的には、全ての事務的残務処理が終わり、総括報告書(決算報告書は来年4月以降の見通し:武藤事務局長談)があがるまで待たなければならないが、主催者側の公的総括の前に、競技関係以外の開催運営に関わるメディア等からの情報を以下に記してアーカイブしておきたい。

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不都合な事実の諸相

近年、勝手はあり得なかったような事態「不都合な事実」が相次いでいる。逆の意味で常態化している。国としての構造的な劣化ではないかと危惧される。次から次へと起こる事態に流されるなか、当事者を異動させ、組織を改廃し、忘れ去られていくのをいささかなりとも今後に活かすため、アーカイブとして残しておく。

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コロナワクチン開発のイノベーション

世界での新型コロナワクチン接種が180カ国で約30億回、1日あたり約3,850万回に達し、ワクチン接種先行国では感染拡大のスピードが落ちてきている。立ち遅れていたわが国においても、ワクチン接種がようやく本格化し、2021年6月19日時点で、2回接種完了者率は7.0%となっている。7月末までには、高齢者への接種完了が見えてきた。オリンピック開催に向けて、感染力が強いとされてデルタ株(インド株)への置き換わりとワクチン接種の競争となっている。

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コロナ禍の諸相

コロナ禍対応の現状

今月一杯(2021年5月31日)まで、新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言が出されている。2021年5月9日時点で日本の9割以上が英国由来の変異株に置き換わり、その感染力、重症化はより強くなることが予想されている。ワクチン接種もこれから本格化すると思われるが未だそのスケジュールは曖昧である。オリンピック・パラリンピック2020東京の開催の是非の議論も表面化し始めた。

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新型コロナ惨敗の認識を

コロナ対策の遅れがポストコロナの出遅れに

世界で新型コロナ感染が止まらない。感染者は1.5億人に迫り、死亡者は310万人を超えた。 こうした中、日本の感染状況は人口に比して低い状況にあるも、感染者数は56万人、死亡者も1万人を超えた(2021.04.26現在)。現在、変異株による第4波の状況下にあり、医療崩壊が危惧され、3度目の緊急事態宣言が出されている。

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東日本大震災10年の振り返り

2021年3月11日、東日本大震災という激甚・連鎖・広域型(大地震⇒大津波福島第一原発事故)の大災害から10年が経過した。福島第一原発事故は「The situation is under control」(状況はコントロール下にある)として、復興五輪として誘致したオリンピック・パラリンピックTOKYO2020がコロナ禍の中、1年遅れで開催するか否かが議論となっている。当初10年間の期間限定設置であった復興庁も延長された。被災の実態、そして被災後10年のいま、どういう状況になっているのか、今後どうすべきなのか、アーカイブ的に取りまとめた。記録はもとより、記憶にも留めておき、来る大災害に備えたい。

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新型コロナ対策関連アプリ/システム開発の仕組みの不具合

新型コロナウィルス対策関連アプリ/システムの開発に関して、不具合が発生し、日本のアプリ/システム開発力の構造的問題を改めて認識させられている。

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26年を経過した阪神・淡路大震災に想ふ 

本日(2021.1.17)、阪神・淡路大震災[犠牲者6,234人、住宅全半壊約25万棟]の発生から26年が経過した。阪神高速道路の高架構造箇所が倒れ、多くの建物が倒壊・屈折した衝動的な映像から26年。

筆者自身は、当時の所属企業内に立ち上げたばかりの「社会リスク研究会」の実践として、発災後の関連主体の動き等をアーカイブするべく情報の収集及び体系的整理を行い、発災直後の混乱が収まった3か月後に現地に入り実態を直接確認し、米国のFEMA(Federal Emergency Management Agency 連邦緊急事態管理庁に倣った「3か月後レポート」を作成し、関係者に配布させて頂いた。

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