コロナワクチン開発のイノベーション

世界での新型コロナワクチン接種が180カ国で約30億回、1日あたり約3,850万回に達し、ワクチン接種先行国では感染拡大のスピードが落ちてきている。立ち遅れていたわが国においても、ワクチン接種がようやく本格化し、2021年6月19日時点で、2回接種完了者率は7.0%となっている。7月末までには、高齢者への接種完了が見えてきた。オリンピック開催に向けて、感染力が強いとされてデルタ株(インド株)への置き換わりとワクチン接種の競争となっている。

続きを読む

コロナ禍の諸相

コロナ禍対応の現状

今月一杯(2021年5月31日)まで、新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言が出されている。2021年5月9日時点で日本の9割以上が英国由来の変異株に置き換わり、その感染力、重症化はより強くなることが予想されている。ワクチン接種もこれから本格化すると思われるが未だそのスケジュールは曖昧である。オリンピック・パラリンピック2020東京の開催の是非の議論も表面化し始めた。

続きを読む

新型コロナ惨敗の認識を

コロナ対策の遅れがポストコロナの出遅れに

世界で新型コロナ感染が止まらない。感染者は1.5億人に迫り、死亡者は310万人を超えた。 こうした中、日本の感染状況は人口に比して低い状況にあるも、感染者数は56万人、死亡者も1万人を超えた(2021.04.26現在)。現在、変異株による第4波の状況下にあり、医療崩壊が危惧され、3度目の緊急事態宣言が出されている。

続きを読む

東日本大震災10年の振り返り

2021年3月11日、東日本大震災という激甚・連鎖・広域型(大地震⇒大津波福島第一原発事故)の大災害から10年が経過した。福島第一原発事故は「The situation is under control」(状況はコントロール下にある)として、復興五輪として誘致したオリンピック・パラリンピックTOKYO2020がコロナ禍の中、1年遅れで開催するか否かが議論となっている。当初10年間の期間限定設置であった復興庁も延長された。被災の実態、そして被災後10年のいま、どういう状況になっているのか、今後どうすべきなのか、アーカイブ的に取りまとめた。記録はもとより、記憶にも留めておき、来る大災害に備えたい。

続きを読む

新型コロナ対策関連アプリ/システム開発の仕組みの不具合

新型コロナウィルス対策関連アプリ/システムの開発に関して、不具合が発生し、日本のアプリ/システム開発力の構造的問題を改めて認識させられている。

続きを読む

26年を経過した阪神・淡路大震災に想ふ 

本日(2021.1.17)、阪神・淡路大震災[犠牲者6,234人、住宅全半壊約25万棟]の発生から26年が経過した。阪神高速道路の高架構造箇所が倒れ、多くの建物が倒壊・屈折した衝動的な映像から26年。

筆者自身は、当時の所属企業内に立ち上げたばかりの「社会リスク研究会」の実践として、発災後の関連主体の動き等をアーカイブするべく情報の収集及び体系的整理を行い、発災直後の混乱が収まった3か月後に現地に入り実態を直接確認し、米国のFEMA(Federal Emergency Management Agency 連邦緊急事態管理庁に倣った「3か月後レポート」を作成し、関係者に配布させて頂いた。

続きを読む

新型コロナウィルス禍のこの1年の振り返り

2020年は新型コロナウィルス感染症パンデミックで明け暮れた1年であった。Japa日本専門家活動協会では、こうしたパンデミックの経緯をアーカイブするべく、「新型コロナウィルス感染症特設コーナー」を立ち上げ、随時、アーカイブすべき情報を選別し、アップしてきた。年末にあたり、その事実経過を振り返るべく整理した。

詳細情報は、「新型コロナウィルス感染症特設コーナー」を見て欲しい。

続きを読む

高齢者の住まい方「シニア・シェアハウス」について

高齢者を取り巻く環境

わが国は、1990年以降、経済活動の低迷が続く中、総人口減少・少子・長寿社会化が進展し、人々の暮らし方、住まい方、働き方、そしてまちづくりのあり方が問われている。加えて、コロナ禍は、ソーシャルディスタンス、外出自粛という新たな様式を強いることとなり、「私」の空間(住まい等建物空間)と「公」の空間(まち空間)間(私)とまち空間(公)の関係性の見直しを迫っている。

続きを読む

パンデミックと人口減少

人口減少の加速

厚労省が最近取りまとめ報告によると、新型コロナの影響が本格化した4月以降(特に5月以降)の妊娠届出数が8.7%減少している。1月以降からの累計と比較すると明らかにコロナ禍の影響と思われる減少傾向が見られる。

続きを読む

モバイルライフの変化・進化

近年、スマホが固定電話さらにはガラケーガラパゴスケータイ)を駆逐し、LINE等による写真を含めたやりとり、さらにはビデオ通話(画像付き無料通話)が当たり前になっていた。そこに、コロナ禍をきっかけに、外出自粛・テレワーク普及によるZoom等によるオンライン会議が一気に加速している。いまや、ほぼ毎日、Zoom会議をしている。

続きを読む