はやぶさ2とアポロ

はやぶさ2 第2回タッチダウン

<本日(7月11日)、「はやぶさ2」探査機は小惑星リュウグウへの第2回タッチダウンを行いました。タッチダウンは、機上時刻で10:06(日本時間)におこなわれ、成功しました。>とJAXA が発表し、日本の宇宙技術の進化を証明して見せた。

はやぶさ2の「主製造業者」は 日本電気、「打上げ機」は H-IIAロケット26号機(製造:三菱重工業)である。日本のメーカー主導による国産技術である。昨今、日本の製造技術・品質の遅れ・退化等が云々されているが、こうしたフロンティア分野で先端技術が着実に蓄積されていることはすばらしい。

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令和の年金騒動

金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書 「高齢社会における資産形成・管理」が令和元年6月3日に公表されたことに端を発し、「年金」に関する議論が再び勃発している。この金融審議会のオブザーバーには、財務省厚生労働省日本銀行も入っており、データ提供を始め、内容は当然、承知していたはずであるが。

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東日本大震災のその後と今後

平成23年3月11日 14:46に発生した東日本大震災から、丸8年が経過した。今年は、ラグビーワールドカップ2019日本大会、そして来年には東京2020オリンピック・パラリンピックが開催される。ラグビーワールドカップの会場の一つとなる釜石鵜住居復興スタジアムも2018年7月末に完成している。
改めて、被災後のその後と今後について概観する。

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コンセプトエンジニアリング

イーロン・マスクの世界感

2019年2月2日、堀井秀之東大名誉教授が主宰しているi.school/JSIC主催の シンポジウム「日本企業最期の機会領域:社会イノベーションを考える」において、出演者の一人である石川善樹氏[予防医学研究者、医学(博士)]が示された「イーロン・マスクはどう考えるか?」「スペースXの場合」「みなさんの場合」のPPTをみた。イーロン・マスクの(石川氏の解釈による)スケール感ある目標設定、目標達成に向けてのデザイン力に圧倒される。日本企業では太刀打ちできないのではと納得した。

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秩父夜祭にみる地方創生

2018年12月3日(月)、2年前にユネスコ無形文化遺産に登録された秩父夜祭を2年ぶりに観に行った。2度目である。加えて、その後も時々、秩父に来ていることもあり、前回よりも土地勘があり、自由に動ける。今年は、12月2日の宵宮では、歴史を見直し、過去にされていたとのことで、一部の屋台曳き廻しが復活したとのこと。

▼前回のブログ:無形文化遺産に決定した「秩父夜祭」を観る - 仕組みの群像

秩父夜祭2018年 行事案内 パンフレット

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七五三詣で秩父・長瀞に行く

2018年11月11日(日)、孫の七五三詣に、長瀞宝登山神社に行った。レッドアロー号(特急)で西武秩父駅に10:48分に着き、そこから神社まで、迎えに来てくれた娘の車で行った。好天に恵まれ、すでに大勢の観光客が神社を散策している。

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制震・免震偽装事件 何故、性能不正が止まらないのか

地震大国日本に不可欠な耐震(耐震、制震、免震)に関する性能不正が止まらない。何故、過去の失敗に学ばず、不正発覚後の対応コストや社会的影響を顧みず、こうした不正が繰り返されるのだろうか。

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