IT時代の年末年始

年末恒例の我が家の大掃除を行い、市の清掃工場へ処分するゴミをマイカーで直接持ち込む。ここ数年は、精力的に不用物を廃棄してきたため、数回往復してきたが、昨年末は1度で済んだ。この後、我が家の家族での忘年会を近くの居酒屋さんで実施。これは初めての試み。

そして、お正月は例年の通り、スポーツのテレビ観戦を軸に回る。実業団駅伝、箱根駅伝大学ラグビー準決勝、・・・。頂いた美味しいお酒を飲みながらの観戦。2日は家族揃っての新年会。昨年9月からの食事制限も緩むが正月は仕方ない。

箱根駅伝が終わった後に、近くの神社に初詣に行く。境内に例年あった出店が今年はなかった。すっきりしてはいるが、なんとなく寂しい。

ここまでは、これまでの流れに沿った年末年始。以下は、これに加えて、IT時代の年末年始の風景を。

年末の家の中のリアルな掃除の後は、PC内のバーチャルな掃除に移る。本格的なクラウド移行を行うため、PC内のデータのフォルダー構成等の再整理も併せて行うがこれがなかなか大変で、年を越し昨日までかかった。以下にその流れを記す。

1.ドキュメントベースで残していた未完案件関係の資料をすべてスキャンしfile化し、ProjectフォルダーとしてPC内に整理。ドキュメント類は廃棄。

ということで、最近つとに思うのが、これだけIT環境(クラウド、スマフォ、タブレット)が充実してきたのに未だに紙による配布資料が多いことである。タブレットが本格普及してきたら、プロジェクターすら不用の時代が来るかもしれない。名刺もスマフォで電子交換されるのが普通になるかもしれない。本格的にペーパーレスの仕組みを取り入れる時代に来ている。

2.ローカルの「紙copy」データとPC内に散在していた一般的情報(他者作成情報)をすべて、「Evernote」に移行・集約し、notebook構造を再編。タグ付けは今後の課題。

これはクリッピングを、媒体を問わないクラウドの仕組みに移管することを意味する。長年、「紙copy」を使用してきたが、2010年末のローカルPCのハードクラッシュ時のレスキューでも修復できなかったことにこりて、媒体に依存しない「Evernote」に全面的に移管することにした。

3.Evernote移行後に残ったPC内のデータをフォルダー構造を含めて再編整理。

4.クラウドにあるEvernoteGmailのデータのバックアップをPC内に保存

5.ローカルPCの情報(システム、データ)は外付けHDに自動的に定期backupしていたが、容量が不足してきたので不用なものを捨て整理した後、改めて外付けHDにbackupし直す。

5.PC内のすべてのデータをDropboxに置く(同期)。データ規模が丁度100Gあるため、Evernoteを無料プランから100Gの有料プランに変更した後、アップロード開始。今現在もアップロード中。現時点で、「残り2日」と表示されている。

これは、PC内(EvernoteGmail のbackupデータも含めて)のデータを外付けHDにbackupしたことに加え、クラウドにさらにbackupしたことを意味する。

これで、ようやく、ローカルのPCがクラッシュしても外付けHDの情報を使って再現修復できる。地震等が来て、外付けHDもクラッシュした時でも、データはクラウドDropboxEvernoteGoogle)で生き残っている。クラウド環境を活用して、backup環境を構築できる時代が来た。明日からは、PCのクラッシュを心配することなく、心置きなく仕事に打ち込める。

いよいよ明日から、今年の活動を本格化する。

本年もよろしくお願い致します