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冬の秩父 ~秩父神社・和銅鉱泉・三十槌の氷柱~

History Hot spring 旅評

2016年2月6日、孫のお宮参りが嫁入り先の近くにある秩父神社(埼玉県秩父市)であり、始めて秩父神社に行った。その夜、先方のご両親に和銅鉱泉に宿を取って頂き、翌日、娘夫婦の案内で奥秩父にある三十槌の氷柱を観に行った。

秩父神社

秩父には、羊山公園の芝桜を観に行ったり、秩父錦の蔵本の酒づくりの森で販売している大吟醸のとろとろの酒粕を買いに行ったりして、その帰りに時々、日帰り温泉に入ったりしていたが、「秩父夜祭」で有名な秩父神社には行ったことがなかった。

今回、始めて、秩父神社の境内に足を踏み入れ、社殿を見て、垂れ幕を見てびっくり。「奉祝 御鎮座二千百年」、「知知夫神社」とある。知らなかった。

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秩父神社HPに記載されている由来をみると、

平安初期の典籍『先代旧事紀-国造本紀-』によれば、第十代崇神天皇の御代に知知夫国の初代国造に任命された八意思兼命の十世の子孫である知知夫彦命が、祖神をお祀りしたことに始まるとされており、武蔵国成立以前より栄えた知知夫国の総鎮守として現在に至っています。

と書かれている。それが「紀元前87年の創建」ということで、今年二千百年と云うことらしい。まさに、関東有数の古社である。「秩父」もその昔は「知知夫」と表記していたとは知らなかった。

本殿の周りの壁には、左甚五郎による「つなぎの竜」「北辰の竜」「お元気三猿」が、そして正面脇には「子育ての虎」が掘られている。日光東照宮の三猿は「見ざる・言わざる・聞かざる」であるが、秩父神社の三猿は「よく見て・よく聞いて・よく話す」とのこと。こちらの方が現代風であり、前向きである。

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和銅鉱泉

秩父の温泉には、これまで、武甲温泉満願の湯日帰り温泉に立ち寄ったことがあった。今回は、今まで知らなかった和銅鉱泉に入る機会を得た。宿「和どう」も良い宿で、部屋は新館の露天温泉風呂付きのきれいな部屋であった。先方のご両親の心配りに深謝。

この温泉というか和銅鉱泉もなかなかの歴史を有している。宿「和どう」のホームページは次のようにその由来を記している。

秩父七湯のうちで最も古い歴史を持つ和銅鉱泉の“薬師の湯”。 和銅鉱泉武田信玄公が和銅金山を開始した当時より開業したと称する古き歴史を有しております。 昔この鉱泉を近郷の人々が目薬や切傷に使用し特効したと伝えられており、当和銅鉱泉が“薬師の湯”と呼ばれるようになりました。

宿に入るとすぐに大浴場に入リ、その後、食事をとった。夜の23時~24時に掃除をして男女の大浴場が入れ替わるとのことなので24時に早速入りに行った。翌朝、朝食の前にもう一度、大浴場・露天風呂に入る。そして、食事の後、少し時間をおいてから部屋に付いている露天風呂にゆったりと浸かり、秩父の湯を味わった。ここの温泉の泉質は弱アルカリ性の適温でなかなか良い。

そもそも、わが国最古の貨幣「和銅開珎」の原料となった自然銅の発見地が秩父(現 秩父市黒谷)とは知らなかった。

三十槌の氷柱

翌朝、快晴の中、娘夫婦の車で奥秩父にある三十槌の氷柱(みそつちのつらら)を観に行った。宿から、40分ほど雪道を気にしながら車で行った。着くと、結構な人が来ている。夏場はオートキャンプ場らしい。

奥秩父パンフ 20160207

秩父には三大氷柱(三十槌の氷柱、中津川の氷壁、尾ノ内百景氷柱)があり、この三十槌の氷柱は自然の氷柱らしい。しかし、その半分はここでも人工であった。見た目は人工氷柱の方が大きく派手であるが、やはり、自然の氷柱の方が味がある。

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絶好の快晴の中、秩父の歴史、風土に触れる良い機会であった。また、じっくりと巡ってみたい。