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形だけの仕組みに魂を入れよう! 新陳代謝を起こそう!

世界の枠組み、仕組み、市場が大きく代わろうとしている中で、わが国は何となくこれまでの慣性で流れている感じがする。場面においては、先祖返りの様相さえ見せている。象徴的な事件も発生している。世界的な構造変化の時代の流れの中で、持続的に存在感を…

ふるさと納税の仕組みと効用

ふるさと納税が返礼品の競い合いで産直品のeーコマース化している。ふるさと納税とは何か、その仕組みはどうなっているのか、それにはどういう効用があるのか、地方活性化に活かすにはどうすれば良いか。確定申告の時期でもあり、地方創生が話題になっている…

空き家問題について考える

最近、空き家問題が騒がしい。「空家等対策の推進に関する特別措置法」も成立した。[H26.11.27公布。H27.2一部施行、H27.5全面施行予定]。改めて、そもそも、空き家問題とは何か。その本質は何かについて考えてみたい。 ▼空家等対策の推進に関する特別措置…

朝日新聞の誤報問題と新たなメディアの勃興

朝日新聞の誤報と謝罪 朝日新聞の謝罪が相次いでいる。8/5慰安婦誤報(朝日新聞は記事の検証結果の特集記事報道と位置づけ)、9/6池上連載拒否謝罪、9/11吉田調書誤報・慰安婦問題謝罪、9/14任天堂記事捏造問題謝罪。一気に溜まっていた膿を出しているような…

個人情報漏洩事件について

ベネッセコーポレーションの顧客情報2,070万件が漏洩した。(その後の報道によると、7/22現在、2,260万件になっている。) 「漏洩」という言い方は「脱法ハーブ」と同じく、罪の意識が薄い表現で、「情報窃盗」と呼ぶべきと思う。情報社会に於いて情報窃盗の…

書評「統計学が最強の学問である」

最近、「ビッグデータ」がバズワードなっている関係で「統計学」にも注目が集まっている。そうした中で、話題になっている本書「統計学は最強の学問である、西内 啓、ダイヤモンド社、2013/1/25」を遅ればせながら読んでみた。小生が購入した本は2014年1月16…

雪かきコミュニケーションから住宅・土地問題あれこれ

2週続けて、週末に大雪になった。おかげで毎週末、スコップを持って雪かきに追われた。家の前、通りのあちこちで人が出て雪かきをするという、普段見慣れない光景が出現する。なんとなく、声を掛け合う雪かきコミュニケーションも発生する。筋肉痛にも見舞わ…

平均余命と企業寿命のギャップを埋める専門家サービス3.0

平成23年簡易生命表(厚生労働省)によると、男性は人生80年、女性は人生86年の時代に入っている。そして、政策主導により、年金支給開始年齢並びに定年退職年齢が60歳から65歳へとシフトしている。統計によると、60歳以降の家計収支には、約5万円超の不足が…

平成23年東北地方太平洋沖地震に遭遇して

未曽有の事態が発生している。進行中である。救出救援活動も懸命に続けられている。 被害を受けられた方々には心よりお見舞い申し上げるとともに、ひとりでも多くの人命が救われることを切に願う次第である。

集合知・群衆智について想ふ

■ 現在は、歴史的な構造変革の時代 =「答えのない時代」 このような時代には、多様性のある自立した個人/個人小集団の意見(個人知)の総体としての「集合知 Collective Intelligence 」や、専門家個人/専門家集団による「専門知 Wisdom of professionals…

主権者−立法−行政−司法に緊張関係が出現

2009年12月17日、「タヌキの森」事案の最高裁判決が出た。 「タヌキの森」事案とは、新宿の「タヌキ」もすんでいた森を伐採して、そこに、マンンションを建築していた事案である。新聞報道、及び本事案に係る高裁、最高裁の裁判要旨、そして本判決を踏まえた…

「商標登録願」提出の顛末

先頃、特許庁に出向き、商標登録を出願した。 ある事業を立ち上げるために、そこで使用する名称を商標登録することにした。1枚程度の書類なので弁理士の手を煩わせることなく自ら手続きをすることにした。弁理士費用の節約ももちろん兼ねているが、一度は自…

「個人としての人生の豊かさ」中心主義へ

日本経済新聞の2008年2月25日付けの朝刊の「働くニホン 第3部仕事の値段5 何のために働くのか」の答えとして、今時を表現し、今後を示唆する言葉が載っていた。「社会の足跡を残したい」(31歳のベンチャー企業副社長)、「家族や自分のために時間を使いたか…

正月と年賀状

正月元日は実業団駅伝、2日・3日は箱根駅伝をお雑煮を食べながら、そしてお酒を飲みながらテレビ観戦する。それを見ている間に年賀状が配達され、駅伝放送が終わってからゆっくりと年賀状を見る。日本の正月に年賀状は欠かせない。 この年賀状の歴史は、郵政…