Business Model

笠間民芸の里・水戸偕楽園を観る

週末を避け、月曜日(2017年3月13日)に、生憎の曇天であったが、笠間焼で有名な笠間市にある「笠間民芸の里」(民営)にお邪魔した。そして、その後、梅まつりを開催中の水戸の「偕楽園」を観に行った。 笠間民芸の里 朝、自宅を8:30頃出発し、関越自動車…

歴史の転換点

いまは、歴史の転換点か イギリスがEUからの離脱を国民投票で決定し、アメリカの次期大統領が選挙でトランプ氏に決まった。アジアでもいろんな動きが蠢いている。グローバリズムとナショナリズムの相克が起きている。相克状態が故に、従来感覚での予想を超え…

高尾山を登る

ふと思い立ち、3連休の最終日の体育の日(2016.10.10)に、東京・八王子市にある高尾山(標高599m)に登った。あいにく、どんよりとした天気であったが、人出はすごかった。外国人も結構いた。さすが、年間250万人超の観光客を誇る東京近郊の人気スポットだ…

農業の「営農」と「楽農」について

ある方から「楽農」と云う言葉を教えられた。そのような言葉がすでにあるのかWEB検索してみると、いろんな主体で使われているようである。 ▼楽しくて、楽な農業 ⇒ 『楽農』を実践、情報共有 及び 普及していきたい! 「楽農しよう会」 ▼遊農(遊びながら農に…

シェアリングエコノミーとプラットフォーム

シェアリングエコノミーとプラットフォームの本質と違いは何か 最近、シェアリングエコノミー(collaborative economy 、sharing economy)とプラットフォーム(platform)と云う言葉が時代を表す用語になりつつある。 シェアリングエコノミーとは何か? 欧…

世界遺産 富岡製糸場を観る

2016年5月15日(日曜日)、世界遺産に登録された富岡製糸場を見に行った。自宅を車で9時に出て、1時間半ほどで着いた。意外と近い。しかし、帰りは関越道が大渋滞で、寄居から東松山の間の10数km程を抜けるのに100分との掲示。動かないので、SAやPAで休憩し…

歴史に学ぶ ~潰百姓~

最近、新しい歴史的用語・事実を知った。「潰百姓(つぶれ ひゃくしょう)」である。その歴史的意味合いは深い。 潰百姓 「日本伝統農村の共済と村・五人組・百姓株式 ―近世農村の「潰百姓」防止対策―」(共済総合研究 第72号)を読んで「潰百姓」と云う用語…

尾瀬を歩き 水上温泉に泊まる

事前のアクセス調査 2015年6月2日(火)、水上温泉に宿泊する機会を得たので、旅館に行く前に、一度は行ってみたかった尾瀬に立ち寄ることにした。現地の人に訊くと、今週の土曜日(6/6)あたりがピークだろうとのことで、雪解け後、ピーク直前、梅雨前とい…

実態と仕組みのギャップ拡大 その1:空間利用

最近、いろんな場面で、仕組みと実態のギャップが大きくなっている感がする。仕組みには、旧来の仕組みだけでなく、新しくつくられた仕組みも含まれる。時代の節目となっている今、基底に流れる時代構造の変化の本質を捉え、実態とのギャップを解消するた仕…

東洋ゴム工業の免震ゴム偽装問題

建築物の安全性に関わる偽装問題が再び露見し、ユーザに不安と不信感を与えている。地震に対する耐震技術には、剛性で地震力に耐える狭義の「耐震」、地震力をダンパーで吸収し揺れを抑制する「制震」と、今回の偽装事案の「免震」でこれは基礎と建物の間に…

地方創生について

地方創生の政策がてんこ盛りの状態で進められている。オリジナリティというよりも、課題として積み残されてきた関係省庁の各種既存政策を「地方創生」という旗の下で体系化・パッケージ化(府省横断ワンストップ化)した感が強い。各省庁が「地方創生」とい…

空き家問題について考える

最近、空き家問題が騒がしい。「空家等対策の推進に関する特別措置法」も成立した。[H26.11.27公布。H27.2一部施行、H27.5全面施行予定]。改めて、そもそも、空き家問題とは何か。その本質は何かについて考えてみたい。 ▼空家等対策の推進に関する特別措置…

1強多弱の社会構造への傾斜

衆議院選挙が終わり、政治の世界にも「1強多弱」の世界が定着しつつある。というよりは、選択肢がなくなったというべきか。いずれにしろ、1強多弱の政界の影響は、今後、具体的に表出してくるものと思われる。WEB社会では、強いところはより強く、トップしか…

地方をベースとした新たな働き方の実践 ~サイファー・テック社に学ぶ~

先日(2014年11月12日)、主宰している創発交流会において、徳島県の美波町に本社を移し話題になっているサイファー・テック株式会社の吉田基晴社長に基調講演をお願いし、意見交換もさせて頂いた。 東京に本社を置き、出身地の美波町にサテライトオフィスを…

平均余命と企業寿命のギャップを埋める専門家サービス3.0

平成23年簡易生命表(厚生労働省)によると、男性は人生80年、女性は人生86年の時代に入っている。そして、政策主導により、年金支給開始年齢並びに定年退職年齢が60歳から65歳へとシフトしている。統計によると、60歳以降の家計収支には、約5万円超の不足が…

偽装問題とその対策の仕組みについて

イオンの偽装米や、阪急阪神ホテルズ、リッツ大阪に端を発して、食材偽装問題が再び続々と表に出ている。食材以外でも、宅配便のクール便やチルドゆうパックの輸送偽装(常温輸送)、JR北海道のレールデータ改ざん、みずほ銀行の反社会的勢力への融資の偽報…

御岳山を登って

2013年10月13日(日)、東京都青梅市にある御岳山(標高929m)に登った。9:30過ぎに御嶽駅に着く。途中のホリデー快速おくたま号が既に結構混んでいた。御岳登山ケーブルに乗るため、御岳駅前で西東京バスの滝本行きのバスを待つこと約1時間。待っている間に…

日本の製造業現場力の構造的劣化の恐れにどう対処するか

日本メーカー、特に家電メーカー系の国内工場の閉鎖、人員整理が相変わらず続いている。退職を余儀なくされた方々のその後はどうなっているのか。技術者については、韓国、台湾、中国等のメーカーへの流出が言われているが、統計的には明らかにされていない…

働き方の多様化と事業の起し方の多様化

最近、時代構造の変化を受けて、働き方も多様化しつつある。もはや、「雇われる」だけが働く形態ではない。 雇われていても、かってのような終身雇用制が保証されているわけではない。いつ、リストラされるかわからない。企業そのものの寿命も短くなってきて…

イノベーションの起し方・環境づくりのイノベーション ~知のバーチャルプラットフォーム~

日本の長期的な経済・産業の低迷を背景に、「イノベーション」の必要性が謳われ久しい。その大きな一つの手法として、産学連携が取り上げられ、文科省・経産省主導のもとに関連施策が推進されてきた。しかし、大学にとっての共同研究による外部資金の獲得手…

スマートフォン・ライフそしてクラウド・ライフへの移行

最近、スマートフォンを某通信会社のiPhone5に変えた。2年前に携帯電話から切り替えて購入したスマートフォン(アンドロイド系の台湾メーカー製)と比べ格段に進歩している。電池寿命も良くなっている。WEBのサクサク感がすごい。マニュアル無しで使えるユー…

イノベーションは可能か  ~シニア専門家の存在価値~

日本の家電メーカーが軒並み赤字決算の様相を呈している。自前での液晶パネル生産にこだわったのが原因とされる。シャープは電子機器の受託製造で世界最大手の台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業と資本提携(事実上の筆頭株主)した。 一方で、この液晶テレビに…

専門家の評価と責任 ~システム開発の失敗から思ふ~

システム開発について、時々、その失敗が話題になる。マスコミに流れず、内々に処理されている失敗例も数多く存在するであろう。昨年末(2011年12月24日)には、特許庁の次期基幹システム開発の中断、要するに開発失敗が発表された。 5年間に費やしたと報じ…

RAILWAYS 身につまされる第二の人生への入り方 そしてどう生き切るか

2011年11月11日、雨が降り寒い中、「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」の試写会(於:有楽町の「よみうりホール」)に行ってきた。主人公と同じ59歳、主人公の妻の元職業も同じ。主人公が最後に運転する車両が元西武鉄道のレッドアロー号で、主人公が研…

シニアいろいろ 御殿いろいろ

先日、大学の先輩(S35年卒、S38年卒、S41年卒)に拉致されて、4名のグループで1泊2日で湯西川温泉へ行った。因みに筆者はS50年卒の若輩者(高齢者活躍支援協議会の某副理事長にはガキと言われている)である。1泊2日夕食・朝食付きで5,500円、都内からのバ…

Steve Jobs氏逝く Stay hungry, Stay foolish

2011年10月5日、Apple社のStatement by Apple’s Board of Directorsが出された。偉大なるクリエーターであり、イノベーターであり、マーケッターであったSteve Jobs氏が亡くなった。享年56歳。彼が創業したApple社のサイトのトップページに、彼の遺影と追悼…

書評 「キュレーションの時代」と「自己承認力」

ビジネスネット書店「クリエイジ」が発行しているメルマガ書評に寄稿した2冊の本の書評が本日(2011/07/25)配信されたので本ブログでも紹介する。

制度疲労とギャップ

40歳代半ばを過ぎた人のその後の生き方においては、個人としての生き様が問われる。しかし、日本の就業・雇用環境あるいは仕組みは自律した個々人を前提としていない。組織に帰属していることをを前提として全ての制度設計がなされている。

終活のエンディングノートを超えて

集合知サービス事業推進協議会が進めてきたソーシャル・コラボレーション・サイトFellowLinkが12月1日にオープンした。専門家の知・スキルの蓄積・伝承・融合・創発・ビジネスの場づくりをめざす群衆智の曼荼羅サイトのコアサイトである。 これを受けて、高…

保証人制度に想ふ

先だって、NHKの「追跡!AtoZ」で「保証人ビジネス」を取り上げていた。その取材班の書いた記事もある。なぜかNHKサイトのものよりもDIAMOND onlineサイトの方がしっかりしている。普通の会社ではありえない話であるが。 保証人とは、借金をする人の保証…