世界遺産 富岡製糸場を観る

2016年5月15日(日曜日)、世界遺産に登録された富岡製糸場を見に行った。自宅を車で9時に出て、1時間半ほどで着いた。意外と近い。しかし、帰りは関越道が大渋滞で、寄居から東松山の間の10数km程を抜けるのに100分との掲示。動かないので、SAやPAで休憩したり、食事をしたりして、渋滞がなくなるのを待って帰宅。

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若冲展を観る

上野公演の東京美術館で開催中の「生誕300年記念 若冲展」(2016.4.22~5.24までの1ヶ月間の企画展)を観に行った。混雑が予想されたので、GWの谷間を狙って、5月2日に行ったが、10:15頃につくとすでに長蛇の列。当日チケット売り場にも列ができていた。数日前に通販で当日券を買っておいて良かった。立て看をみると「100分待ち」とある。建物の中に入っても、もぎりの場所まで並んで待つ。そして、ようやく、入場。確かにほぼ100分待って展示場に入ることができた。

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歴史に学ぶ ~潰百姓~

最近、新しい歴史的用語・事実を知った。「潰百姓(つぶれ ひゃくしょう)」である。その歴史的意味合いは深い。

潰百姓

「日本伝統農村の共済と村・五人組・百姓株式 ―近世農村の「潰百姓」防止対策―」(共済総合研究 第72号)を読んで「潰百姓」と云う用語・事実を恥ずかしながら始めて知った。

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ふるさとは遠くにありてこそ価値がわかる?

2016年春分の日に、甥の結婚式があり、徳島に帰省した。前日午後に徳島に着き、時間があったので久しぶりに市内にあるというか徳島駅裏に位置する徳島城博物館と旧徳島城表御殿園を散策し、ふるさとの歴史・文化を再認識した。そして、明くる日、古民家を移築し活用した結婚式の会場をみて、歴史の遺産(レガシー)を利活用することの良さを味わった。

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冬の秩父 ~秩父神社・和銅鉱泉・三十槌の氷柱~

2016年2月6日、孫のお宮参りが嫁入り先の近くにある秩父神社(埼玉県秩父市)であり、始めて秩父神社に行った。その夜、先方のご両親に和銅鉱泉に宿を取って頂き、翌日、娘夫婦の案内で奥秩父にある三十槌の氷柱を観に行った。

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形だけの仕組みに魂を入れよう! 新陳代謝を起こそう!

世界の枠組み、仕組み、市場が大きく代わろうとしている中で、わが国は何となくこれまでの慣性で流れている感じがする。場面においては、先祖返りの様相さえ見せている。象徴的な事件も発生している。世界的な構造変化の時代の流れの中で、持続的に存在感をもって国として、組織として、そして個人として自律していくには何が必要か。

それはあらゆる面での過去の実績にとらわれない機会均等の競争的環境であり、新陳代謝であり、イノベーション(創造的破壊)ではなかろうか。不正の発覚がほとんど内部告発によるものであることが、仕組みが機能していないことの証左である。

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子育て支援雑感

2015年12月中旬に娘が出産した。初孫である。今年の5月には息子夫婦にも子供が生まれる予定である。3人の子供を産み育て、その子供たちに2人の子供が生まれる。新アベノミクスで標榜している「希望出生率1.8」(昨年の合計特殊出生率は1.4)の達成にはもう少し孫が増える必要がある。

「ストップ少子化・地方元気戦略」(要約版)首相官邸HP

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「総活躍社会・地方創生」に向けて ~ジョブ型を超えてプロジェクト型へ

筆者は「日本専門家活動協会」を主宰し、「高齢者活躍支援協議会」にも係わっている。こうした関係で、「1億総活躍社会」と云われると、確かにそれはそうだが、どうやってその政策目標を具体的に実現するのだろうかと気になる。

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言葉の軽さ、先祖返り

「3本の矢」のKPI、PDCAが回りきらぬ内に、「新・3本の矢」が打ち出された。「女性活躍社会」が加速する前に、新たに「1億総活躍社会」が打ち出された。言葉を覆い被せ、責任もとらず、前の言葉を忘却の彼方に消し去る。公言した言葉に重みがない。

アベノミクス「3本の矢」、首相官邸 アベノミクス「新3本の矢」を読み解く、日本経済新聞、2015/9/25

「女性活躍」は、まやかし~産めよ働けよの圧力 特別鼎談:「女性活躍社会」のウソとホント(上)2015年1月16日女性活躍加速のための重点方針2015、すべての女性が輝く社会づくり本部、平成27年6月26日

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大磯を歩く

2015年9月20日(日)、快晴の中、神奈川県の大磯町を歩いた。大磯町は、「湘南発祥の地」である。江戸時代は日本橋から約70km付近に位置し、8番目の宿場町であった。そして、明治期に入ると、「日本最初の海水浴場」が開設(明治18年)され、多くの著名人もその居を構えた歴史漂う東京の箱庭的癒やしの場所である。

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